武内先生の「今年のトランプ政権の北朝鮮政策を振り返

武内先生の「今年のトランプ政権の北朝鮮政策を振り返る」を紹介したいと思います。政策整理も今後の情勢分析において欠かせないものです。

以下引用

今年のトランプ政権の北朝鮮政策を振り返る
2017年も残すところわずかですが、トランプ政権が発足して北朝鮮に対する政策で今年はいろいろな事件があったので、簡単に振り返ります。
4月 北朝鮮が相次いでミサイル実験を実施したことを受けて、トランプは機動部隊を朝鮮半島へ向かわせるように命令


機動部隊の移動を受けて日本は米国に攻撃実施の際には事前協議を行うことを要請。
14日にトランプ政権は北朝鮮の核開発、ミサイル開発の放棄を政策目標とする姿勢を示し、北朝鮮は毎週、毎月、毎年のペースで発射実験を実施すると主張し、緊張が高まる。


しかし、空母が実際にはインド洋に向かっていることが判明。
6月に入って北朝鮮が初めてICBMの発射実験に成功と発表し、トランプ政権は再度日本、韓国と首脳会談を実施。
8月、北朝鮮との戦争も一つのオプションとのトランプの発言が報じられ、外交的圧力と並行して軍事行動に関する議論も進む。


8月、国連安保理の決議に基づき北朝鮮の経済封鎖が始まる。
当時、中国は圧力だけで解決は不可能と主張するが、圧力の継続で米中間で合意に達する。
北朝鮮は日本上空を通過させ、グアム周辺にミサイルを落下させると予告し、米韓合同軍事演習をはじめとする米軍の即応態勢が強化される。続

結局、北朝鮮のグアム周辺への弾道ミサイル発射は実施されなかったが、9月に水爆実験が報じられ、周辺諸国に脅威を及ぼす場合は「巨大な軍事行動」で対応するとマティス米国防長官が警告。

以上が思い出せる限りの経緯ですが、トランプは北朝鮮の対応に応じて圧力を強化してきたことが分かります。続

今回の北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、また米国も圧力を強めるでしょうが、海上封鎖などの軍事的オプションが実施される可能性も出てきていると思います。
北朝鮮の行動に注目することも大事ですが、やはり全般の情勢を主導しているトランプ政権の行動に注意することが必要だろうと思います。終

引用終了

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