ルトワックと池上彰氏の対談での要旨を国際インテリジ 2017/11/19 15:19 分享到Facebook 複製URL 檢舉 ルトワックと池上彰氏の対談での要旨を国際インテリジェンスさんがまとめていましたのでご紹介いたします。要旨でもかなり長いので下のコメント欄に続きます。見難くなってしまいますが、ご了承ください。奥山先生のその場にいたようで、その時の雰囲気を語っていた番組がありましたので、下にリンクを貼っておきます。以下引用・最悪のシナリオは、北朝鮮を核保有国として認め、金正恩がいつでも日本と韓国を脅せるようになるのを容認してしまうこと。いま必要なのは「北朝鮮の脅威(核・ミサイル施設)の除去」だ。・日本は、米国も中国も頼れない。韓国もあまりに無責任。ですから日本は自ら動くほかない。北朝鮮の核・ミサイル施設を攻撃する能力を日本が自ら備えるのだ。・「核ミサイルという北の脅威を除去する先制攻撃」は「攻撃」ではなく「防衛」だ。日本は「防衛として核・ミサイル施設を先制攻撃するか、金正恩に服従して生きるか」という岐路に立たされている。・たとえば、「金正恩のヘアスタイルを真似なければ、核爆弾を落とすぞ」と脅されれば、日本は独立を失う。1945年以降うまく機能してきた「戦後システム」も北の核ミサイルという脅威には有効ではない。日本はいま、戦後最大のターニングポイントを迎えている。・北の核・ミサイル施設の破壊に核兵器は必要ない。戦闘機を「対地攻撃機」に変えて、「敵地攻撃能力」を備えるだけでよい。・それを政府の手続きとして進めるのだ。そういうシグナルを送るだけで、中国側のリアクションが起こり、「日本にはやらせたくない」となる。米国は「日本は本気だ。それなら同盟国の俺たちがやるよ」と動くようになる。・北朝鮮の軍事力を侮ってはいけない。彼らの軍事力は、他国の数倍効率がいい。彼らが唯一持っていないのが、最新型のレーダーだ。対空ミサイルも、近代的な空軍もない。防空システムは無きに等しい。・「対地攻撃能力」の準備の目的は、実際に自衛隊が攻撃に行くというより、外交的なものですから、政府の手続きとして粛々と進めればよい。・「本気だ」というシグナルを送ればよい。・日本政府にできるのは、行政的な手続きを進めること。部品の購入だけで、一つのシグナルとなる。国論を二分するのではなく、目立たないようにして、「本気だ」とワシントンと北京の専門家だけが分かるような形でメッセージを送るのだ。